ドクターいざマイル

地方在住の普通のドクターです。蓄財、資産運用、節約、マイル、セミリタイアについてのlife log

インデックスファンドの信託報酬について思うこと eMAXIS Slimの設定 

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ここ数年の間にインデックス投資を取り巻く環境は一変しました。

 

私が投資を始めた2010年頃には、STAM(現在のSMT)インデックスシリーズとeMAXISシリーズが2大巨頭のように君臨(?)していたような気がします。ネット証券のインデックスファンドのページでは必ずこの2つが前面に出ていましたね。

 

ちょうどドコモのツートップ戦略みたいな感じで。

toyokeizai.net

懐かしいですね。

 

そんなドコモも今ではiPhoneよろしく、インデックスファンドも新たな低コストファンドの参入や信託報酬率の引き下げ競争となり、ツートップはどこへ行った??

 

そんなツートップの一角はこれまでeMAXISをコツコツと積み立ててきた受益者(個人投資家)を裏切るかたちで新たな低コストファンドを設定してきました。

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これまでeMAXISを積み立ててきた方は「わざわざ新たな低コストファンド作るんじゃなくて、これまでのeMAXISシリーズの信託報酬下げてよ」と感じますよね。

 

私自身はツートップのもう一方であるSMTシリーズを未だにコツコツ積み上げているわけですが、今からインデックス投資を積み立て始めるという方にとっては選択肢が増えるのでよいかと思います。

 

個人的には

  • 投信積立ては天引き貯金みたいなものと割り切ってる
  • 信託報酬低いからと言って、次々に乗り換えるのが面倒
  • やたらと保有するファンドを増やしたくない
  • 信託報酬率≠実質コスト

と考えているので、このままSMTシリーズを積み立てるわけです。

 

ほったらかし投資です。積立金額も7年間で一度変更したのみ。購入しているネット証券には年1回くらいしかログインしていません。

 

投信積立てに関しては「ほったらかしすぎ投資」です。

こんだけほったらかしても含み益が出てるんですから、よほど始めた時期がよかったんでしょう。2020年まではこのまま継続すれば、10年間投資したことになります。

 

2020年の段階で、積み立てを継続するかどうかを考えるつもりです。

 

 

 

ドコモのツートップのXperia、個人的には大好きですよ。

STMシリーズ共々頑張ってほしいものです。

火災保険の見直し 年間6000円ほど安くなりました。

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持ち家にしろ、賃貸にしろ、多くの方は何らかの火災保険に加入しているかと思います。

自分は賃貸住宅ですが、これまでは物件を借りるときに不動産屋に勧められた火災保険を契約して、そのまま更新してきました。

 

その額は2万円/2年間です。これまでは特に何の疑問も抱くことなく更新してきましたが、今回はこれまでの保険を見直して安いところと新規契約しました。

 

賃貸物件の火災保険の内容は以下の3つになります。

  • 借家人賠償責任補償
  • 個人賠償責任補償
  • 家財保険

「借家人賠償責任補償」とは大家さんに対する法律上の損害賠償責任を補償するものです。火災保険とは言いますが、火災以外でも爆発・破裂・水濡れも補償してもらえます。

 「個人賠償責任補償」とは他人の物を壊したり、けがさせてしまった場合に生じる損害賠償責任を補償するものです。

家財保険」とは持っている家具や家電、衣類などが火災・風災・水災・盗難などの損害を受けた場合に補償してもらえるものです。

 

この中で最も重要なのは「借家人賠償責任補償」でしょう。火災などで住宅を損壊させてしまった場合には、原状回復費用として多額の請求が生じることもあり得ます。

「個人賠償責任補償」も重要ですが、その他の保険(自動車保険など)の特約についていることも多いので、自分の入っている保険内容を把握してみましょう。

 

よほどの高価な家財道具を持っていない限り、「家財保険」の保証はそれほど重要ではありません。

しかし、保険料の高い火災保険は「家財保険」の保証金額が高くなっています。不動産屋さんで薦められるものは、まずこの金額が高くなっているはずです。

つまり、火災保険の値段はほとんどこの家財保険の保証で決まっているようなものです。

 

我が家にはとても高価な家財道具はありませんので、家財保険の保証は最小限にして保険料を安くしました。年間4000円です。

direct.nisshinfire.co.jp

この保険では

  • 借家人賠償責任補償  2000万円
  • 個人賠償責任補償   1億円
  • 家財保険       100万円

の内容で契約しています。家財保険で100万円出れば、仮にすべての家財を失っても取りあえず生活することは出来ます。

 

基本的に保険は「確立は非常に低いけど、起きたら人生オワッタ!」という出来事に対して備えるものだと考えています。年間4000円ですが、「起きたら、人生オワッタ」に対しては十分な補償が付いていますので安心です。

 

「起きても破滅的ではない」ことに備えようとして保険料が上がってしまうのは馬鹿らしいですよ。

 

確定申告 外国税額控除で還付金を頂きます! 

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確定申告ネタの第2弾。今回は外国税額控除です。

 

国税額控除という言葉は海外ETFや米国株に投資している方で聞いたことがないという人は少ないと思いますが、実際にやってみるとなると躊躇してしまう人が多いのではないかと思います。

 

私も数年前は投資額がそれほど大きくなかったため、スズメの涙ほどの還付金を受けるためにこの手続きをするのが本当に面倒でした。

 

ただし、一回やってしまうとそれほど手間にも感じなくなってきます。確定申告の期限まではまだ1か月以上ありますので、この機会にぜひやってみてはいかがでしょうか。

 

実際に確定申告書を作成する場合、外国税額控除に関しての入力は以下のようになります。外国税額控除を受けるのに必要な書類は以下を参考にします。

国税額控除を受けるためには、確定申告書等に控除を受ける金額及びその計算に関する明細を記載をした「外国税額控除に関する明細書等(PDF/181KB)」、外国所得税を課されたことを証する書類及び国外所得総額の計算に関する明細書などを添付する必要があります。(国税庁サイトより)

国税庁の確定申告書等作成コーナーから行う場合は、外国税額控除に関する明細書は入力すると一緒に出てきます。

 

実際の入力にあたって必要なのは証券会社から入手できる【年間取引報告書】や【支払通知書】です。これらを使用して入力したら、作成した確定申告書とともに添付して税務署に送りましょう。

 

1.国税庁のサイトに行って、確定申告書の作成を開始する。

  所得税(確定申告書等作成コーナー)|申告・納税手続|国税庁

 

2.「税金の計算」のところの「外国税額控除」を選択する。

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3.クリックすると外国税額控除(明細書)の入力画面に移動します。ここでは一年間の配当や分配金を入力していきます。ここの入力にはSBI証券のサイトに入力例がありますので参考にしました。

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入力例では記入がなかった【納付確定日】と【納付日】についてはそれぞれ支払通知書の「現地基準日」と「国内支払日」を入力しています。

 

所得の計算期間も今回の確定申告であれば「平成28年1月1日から平成28年12月31日」で入力しています。

 

支払通知書にはNISA口座の配当金や分配金もありますが、NISAでもらった配当や分配金は外国税額控除を受けることができませんので、入力してはいけません。

国税額控除自体が「国際的な2重課税を調整するため」のものである以上、日本国内で課税されていていないNISA口座内の銘柄では外国税額控除を受けられません。

 

また銘柄によっては「現地基準日」と【国内支払日」が年を跨いでしまうことがあるかと思います。私はこうした銘柄がある場合は、国内支払日を基準にしています。つまり、実際に配当が口座に入力された年で外国税額控除の手続きをしています。

 

こうやってひたすら入力していくわけですけれども、海外ETFや米国株は配当や分配金が年4回もあると入力するだけで一苦労です。私は以下のように表計算ソフトで一覧を一気に入力して、実際に入力するのは合計額のみにしています

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このエクセルで作った一覧表は印刷し、それぞれの支払通知書と共に提出しています。

 

4.1年間の配当と分配金の総額を「国外所得の総額」に入力して、入力終了を選択します。

 

このやり方で今まで還付されていますので、おそらく問題ないかと思います。ただし、税制はころころ変わるのでその都度きちんと調べて合わせていくしかありません。

 

税務署ごとに対応が少し異なっていたり、同じ税務署であっても担当者によって異なる可能性もありますので、わからないことは直接税務署の方に尋ねる方が確実ですね(笑)。

 

私にとっては確定申告=「ふるさと納税」と「外国税額控除」の感覚ですね。普通の共働きサラリーマンで住宅ローンと生命保険はありませんので。今回の確定申告でおよそ6万円の還付がありました。

確定申告 ふるさと納税で還付金を頂きます!

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ふるさと納税自体は「2000円の手数料で税金を先に納めたら、様々なお礼の品がもらえる」システムです。当然手続きをしなければ、納めたお金は戻ってきません。

 

でも、世の中にはこの取り返す手続きをしていなかったり、手続きに必要な書類をなくしたりして、取り返していない人もいるそうです。

investment-life-blog.blogspot.jp

このサイトはお気に入りの投資ブログの1つなんですけれども、この管理人さんと同様に私も白目をむきながら、こういう人たちに「何のためにふるさと納税したのか」を聞いてみたくなります。

おそらく思い入れのある自治体に純粋な気持ちで寄付をしたということなんでしょう。

 

世の中には自分が考えている以上にお金に無頓着な人がいるようです。そんなに確定申告したくないんですかね?それとも行政側がさせたくないのかもしれませんが。

 

確定申告が面倒という理由でふるさと納税していない人もいるようで、そんな人にはワンストップ特例制度なるものがあるようです。

私からすれば、このワンストップ特例制度の方がよほど面倒かと思います。わざわざ自治体ごとに紙の申請書に記入して郵送とか、せめてWeb申請にしてやれよと。

 

さて、ふるさと納税の確定申告ですが、普通のサラリーマンであればそんなに手間ではありません。まだやったことない人がいれば、この機会にやってみてください。

 

具体的なやり方はこちらにどうぞ。

www.furusato-tax.jp

 

確定申告を行うと、いかに自分の可処分所得が少ないか(どれだけ税金や社会保険料でとられているか)ということがはっきりわかります。

それに一度行うとデータは保存しておけば来年度以降も使用することができますので、来年からは更に楽になります。

 

昨年は少し余裕をもって26万円分のふるさと納税をしました。よって25万8000円が所得税と住民税からひかれることになります。

ふるさと納税自体がお得なシステムであることは間違いありませんが、さらにお得に行うやり方はこちらを参考にしてみてください。

doctormile.hatenablog.jp

 NISAや確定拠出年金ふるさと納税などを駆使してうまく節税して行くことは、今後は必須になってくるでしょうね。

高齢化に伴う社会保障費の増大を考えると、私のような医療従事者の給料は今後増加することはないでしょう。そもそも医療従事者の給料を上げるほどの診療報酬改定が無理でしょうから。

一方で税負担が増加してくるのは避けられませんから、可処分所得は減る一方ですね…

ドットマネ―クレカ案件「セゾンカードインターナショナル」が否認された…

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陸マイラー活動の一環として先月クレジットカード発行を行い、記事にした「セゾンカードインターナショナル」ですが、みごとに否認されました。。。

 

doctormile.hatenablog.jp

 いやー、それにしても否認されるまでがものすごい早いですね。カードを受け取る前に既に否認されています。ポイントを得ることができなかった理由は何となく予想は出来ましたが、受け取ってはっきりしました。

 

キャッシング枠が0円でした。。。

 

 

このカードのポイント獲得条件は

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キャッシング枠が設定されていなければなりません。確かに申込時にはキャッシングの申し込みもしたはずですが、受け入れてもらえなかったようです。

ショッピング枠は150万円もあるのに…なんてこった…こんなことなら申し込んだこと自体をなかったことにしてほしい。

 

ただ自分が審査する側にいたとしたら、「こいつ、まずキャッシングなんてしねえだろ」「ポイントのためのキャッシング枠希望」であろうと容易にわかるでしょうね。

今まで一度たりともキャッシングしたことはありませんし、住宅や車のローンも一切ありません。

まあ、キャッシング枠0円は自分の勘違いで申込みし忘れたという可能性もありますが。

 

今後、陸マイル活動としてクレカ案件を行う場合、こうしたキャッシング枠設定が条件のものは自分にとっては不確定要素が大きいですね。

自分のクレヒスを考えると多重申し込みをしなければ審査落ちの可能性は少ないのでしょうが、今回のようにキャッシング枠で条件を満たせないとポイントを得られないわけですから。

 

クレカ案件はせいぜい月一回しかこなせないわけですから、そこで今回のように否認されればダメージは大きいです。

まあ、審査落ちよりはマシですけども。今後のクレカ案件はカード発行のみ、もしくは発行+〇万円使用の案件だけにしますかね…

 

m3ポイントの使い方を陸マイラー的に考える

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先日に続いてm3ネタです。このサイトは医師や薬剤師などの医療関係者では登録している方も多いかと思います。

 

f:id:doctormile:20170131110022p:plain日本最大級の医療従事者専用サイト医療従事者の情報ニーズに応える会員制サイト、m3.com。
医療に関する最新ニュース、海外論文、各種データベース等に加えて、医師同士の意見交換の場等、多面的な医療情報や役立つツール、サービスをご提供しています。
さらには転職情報、開業準備情報等も網羅。

このサイトでは記事の閲覧やアンケートの回答などでm3ポイントを獲得することができます。このポイントは家電や食品、聴診器や白衣、マイルやアマゾンギフト券等の様々な商品に交換することができます。

 

以前に比べるとポイント制度が改悪されたため、圧倒的に貯まりにくくなった印象のあるm3ポイントですが、記事の閲覧や簡単なアンケートに答えるだけで貯めることができるポイントとしては効率がいいことがわかります。

 

自分はこれまではある程度貯まったらANAマイルに変換していました。ただし、そこまで真剣に貯めていたわけではありませんので、現時点でも大してポイントは貯まっていません。使わずに失効させたことすらあります。

 

今年三月でポイントの一部が失効してしまうことから、自分にとって最も良い交換先は何なのかを考えてみました。ちなみに以下が交換先のランキングです。

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個人的には「モノと交換する」というのはやはり効率が悪いと思います。このサイトのポイント交換でしか入手できないものであれば仕方ないかと思いますが、ルンバやiPadは普通に購入できますし。ポイントをこれらと交換するほどその商品がほしいなら、さっさと買ってしまった方がいいでしょうね。ルンバやiPadをもらう前にポイント期限が来てしまいますよ…

 

さて、ここで陸マイラー的には何と交換するのが良いかを考えてみます。まずは直接ANAマイルに交換する場合ですが、プラチナ会員であれば100ポイントを150マイルに交換できます。これまではこうしてマイルに交換してきました。よって、1ポイント当たり1.5マイルで移行できることになります。

 

これを楽天経由でマイルに移行するとどうなるか。プラチナ会員であれば2275ポイントを10000楽天ポイント(→5000マイル)で移行できます。よって、2275ポイントで5000マイルとなり、1ポイント当たり2.19マイルに移行できることになります。直接マイルに交換するより、ずいぶんお得になります。

 

 (m3.comプラチナ会員の場合)

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自分の場合にはどうするべきかと考えてみます。マイルを特典航空券のために使えるのであれば、迷わず楽天を経由してのマイル移行で決まりです。しかしながら、今年はSFC取得という目標があります。そのため今年は「マイルを貯める目的がマイル→スカイコインとして航空券購入費用に充てる」ためです。

 

であれば、楽天経由でマイルに移行したm3ポイントが最終的にスカイコインとなりますので、1マイルを1.6コインで移行する場合は2.19マイル×1.6=3.5円となります。つまり、m3ポイント1Pで3.5円となります。

 

航空券の支払いには使えませんがm3ポイントを楽天ポイントに移行すれば、プラチナ会員の場合は2275ポイントで楽天ポイントが10000P(10000円)もらえますので、m3ポイント1P当たり4.39円で使用できることになります。修行には航空券代以外にも費用はかかりますので、金銭的には楽天ポイントに交換するのがお得です。

 

今回は楽天ポイントに変更して修行に伴う宿泊費などに充てようと思います!今はゴールド会員ですが、2月からはプラチナ会員が確定していますので、それを待って交換する予定です。

 

まとめ

マイルを特典航空券に充てる場合:m3→楽天ポイントANAマイル

マイルをスカイコインとして使う場合:m3→楽天ポイントがスカイコインよりお得

となります。そのままm3→ANAマイルはナシですね!!

 

もっと良いやり方があったら、教えてください!!

1月分の配当金

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1月分の配当金をもらいました。もらった配当金は以下のようになります。

アルトリア(MO)0.61×100=61ドル

NISA口座で保有しているので、税引き後54.9ドルとなりました。

 

自分が保有している銘柄では、1月に配当金や分配金をもらえる銘柄はMOのみです。どうしてもETFの保有割合が大きいので、3,6,9,12月にまとまった額でもらえることになります。

 

セミリタイア後は毎月ある程度まとまった額がほしいということもありますが、今はひたすらETFを積み上げていこうと思います。

 

このMOも過去を振り返ってみたら2014年から保有していました。税引き後の配当をみてみると 43.2→46.8→50.85→54.9ドルと保有当初に比べて1.27倍になっていました。

ありがたいことです。